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Resarch center for advanced science and technology, Division of Gene Research
研究テーマ
現在は主に3つのテーマ(①細菌のバイオフィルム形成機構、②細菌の酸化ストレス耐性機構、③人工共生(光合成微生物+細菌)による有用多糖生産システムの構築)について研究を進めております。



微生物共生(光合成微生物+細菌)による有用多糖生産システムの構築
バクテリアセルロース(BC)は植物由来のセルロースに比べ純度が高く、精製が容易であり、その生産には主にGluconacetobacter属のBC高生産株が用いられます。しかし、培養コストの高さから、BCの産業界での利用はあまり進んでいません。本研究では、BC生産コストの削減を目指して、光合成微生物とBC生産菌との共培養によるBC生産システムの構築、および共生体形成機構の解明を進めています。また、福井県立大の大城香名誉教授らによって屋内培養技術が確立され、ドラフトゲノムに対する遺伝子のアノテーション解析により約4400遺伝子が予測されている淡水生単細胞ラン藻のスイゼンジノリ(Aphanothece sacrum)について、その共生細菌の同定とスイゼンジノリの増殖および有用多糖(サクラン)生産性へ与える影響等について研究を進めています。
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